実家にミモザの木がありました。
結婚して実家を出て、何年かして台風でミモザの木が折れてしまい、枯れてしまったと聞きました。
地植えだったので大きな木になっていました。それが折れてしまうんだ。老木ほどの年数がたっていないのに折れるのは、折れやすい木なんだなと思いました。
その記憶があったので、自分で育てようと思ったときは、絶対鉢植えじゃないとだめだなと思いました。ここは風が強く吹くときがあるからです。植木鉢なら、風が強い日に軒下などに移動できるので。
ミモザの木の鉢植え
我が家は風の通り道で、南風や西風が吹くと、家が飛んで行ってしまうのではないかというほど風が強いのです。だから、大きく育つ場所がないうえ、強風の時は避難させることができる鉢植えがいいと思ったからです。
仲間入りしたのは銀葉アカシヤです。別名ミモザ。
我が家にお迎えしてからたぶん3~4年目くらいだったでしょうか。
ミモザが風で折れてしまいました。移動させたのに、やはり強風で折れました。
ミモザの枯れ込み
折れて、なすすべもわからず、そのままにしていたら、中心の幹が半分以上枯れこんでしまいました。
主幹が半分枯れているのです。
枯れ込みがこんな感じ。
切るべきかずっと悩んでいるのですが、枯れた部分を固定することで、風でフラフラしないようにしています。なので今のところ切っていません。
その下から出ている枝たちが毎年元気に花を咲かせてくれるので、これ以上枯れこまないことを願っています。
そして、不勉強な自分が去年剪定した枝。
しっかり枯れこんでいます。
剪定したとき、枝を付け根から剪定していないからです。
途中で切るとそこから枯れこんでしまうことが多く、その枝そのものがダメになってしまうことが多いのだそうです。
まさにそれ!
ミモザの木の剪定
今回はちゃんと勉強したつもりです。
まず切る時期です。
ミモザの剪定時期
ミモザの剪定時期は、花後すぐ!4月から5月中に切るのが良いです。
今回は、花が終わりかけたころ、まだ咲いているときに切りました。
それは、切ったミモザを生け花や、リースとして花を楽しみたかったからです。
結果としてそれが良かったようです。
ミモザの剪定で用意したもの
ミモザの剪定で用意したものは、きれいにした剪定鋏と「癒合材」です。
癒合材とは、枝の切り口に塗り、消毒のや菌の侵入を防いだり、傷口の保護をして水分や樹液の流出を防ぐ役割があります。
今まで切りっぱなしで枝枯れが起きていたので、きれいに切ることと、さらに癒合材を塗って切り口の保護をして、枝の枯れ込みを防ごうという魂胆です。
同じ失敗は踏まないように(;’∀’)
買ったのはこちら
ホームセンターでも売っていました。
いくつか種類がありますが、殺菌保護ができるこちらにしました。
ミモザの剪定方法
ミモザの木の全体を、じーーーっとミモザを眺めます。👀
どこまで切るか、バランスを考えて
思い切って軽くしました。(同じ方向からの写真がなかった)
切り口はもちろん癒合材を塗りました。
枝が出ていところで切りました。枝の付け根のふたつの「ちょんちょん」が芽になると期待して。
ほかに枝途中で切ってしまい、枯れこんだところも付け根から切って、癒合材を塗りました。
ミモザの剪定後の成長
ミモザを選定してから約1か月後です。
癒合材を塗っているのに、樹液が出てきています。でも、枯れこみしていないので、癒合材のおかげなのでしょう。
枝の付け根の「ちょんちょん」は、しっかりと新しい枝になりました。
他に枝が増えそうです。枝数が少なかったので、凄く嬉しいです!(≧▽≦)
来年もフッサリと咲いてくれるといいな。
それでは、今回はここで、お休みなさい。Good Night!
追記 その後のミモザ
6月16日の様子です。
ずいぶんとわさわさしてきました。
剪定時の写真と比べると新芽が増えて、コンパクトに元気な様子がわかります。
ちなみに
すでに矢印の先に蕾があります。これを切ってしまうと来年花が咲きません。
6月の剪定では花芽を落とすことになり、遅いということになります。
今年の剪定は成功したようです!!
来春が楽しみです。
では再び Good Night!です。
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