ラナンキュラスと言えば、すっと伸びた茎の先に花びらが幾重にも重なって丸く咲く花というイメージでしたが、最近では品種改良が進み、フリルのあるものバイカラーのものなど、姿色もバラエティに富んでいます。
そして今、注目の品種が「ラナンキュラス ラックス」だと思います。(私の中ででしょうか?)
ラナンキュラス ラックス
今年の春、コロナ禍で外出を控えていました。
でも、毎年楽しみにしている横浜山下地区のイベント、花と緑のスプリングフェアが規模縮小でも行うというので行ってきました。
そこで見つけた花。私は初めて見る花だったのです。
ピンクの光沢のある花びら。天気が良かったので、キラキラ光っていました。これがラナンキュラス ラックスです。
葉を見ればラナンキュラスだってわかりましたが、それがなければわからなかったと思います。
その葉っぱが名前の由来に関係あるそうです。
「ラナンキュラス」とは、ラテン語の「蛙(カエル)」に由来し、湿地を好み、葉が蛙の手のひらのようだからだそうです。
花言葉には、「合格」「名声」「魅力ある金持ち」など春や豪華なイメージから想像されるものが付いています。
ラナンキュラスの育て方
ラナンキュラスは球根植物です。
球根と言っても良く見るチューリップなどの球根とは形が少し違っています。
形は違っても植える時期はほぼ同じで、秋に植え付けします。
ラナンキュラスラックスも同じく秋植えです。
しかしラナンキュラスラックスの花はスプレー咲きでした。そこが他のラナンキュラスと違い、一株でたくさんの花を楽しめる理由です。
球根は乾燥して売られているので、水で戻してから植えます。水につけすぎるとカビたり腐ったりしてしまい、管理が難しいので、春に鉢植えを買うのもよいと思います。
ラックスも年が明けると園芸店などで植木鉢で売られていますが、扱っているお花屋さんがまだ少ないので、ネットで探した方が確実に手に入れられると思います。
球根は秋植えです。10月から11月ごろに鉢植えの方が管理しやすいですが、ラックスは地植えでも大丈夫ですが、冬は霜にあたらないように気を付けてください。
土は酸性土を嫌うので、あらかじめ苦土石灰などで調節したものを使いましょう。
暖かくなると葉を茂らせ、背丈も高くなってきます。風通しを良くして管理しましょう。
ラナンキュラスの手入れ方法
4月から5月ごろ、華やかな花を付けますが、雨に弱いので開花中は雨にあたらないようにすると長く楽しめます。花びらが幾重にも重なっているので、雨に当たると傷んでしまいます。
花後葉が黄色くなってきたら、水をだんだん少なくし、最後は完全に乾かします。葉も枯れ土も乾いたら掘り上げて、陰干ししてから日陰で秋まで貯蔵します。分球して増やすこともできるので、試してみて下さい。
切り花としても、ガーデニングの庭植えとしても、春爛漫を演出してくれる花です。
私も憧れのラナンキュラスラックスを、球根から育ててみようと思っています。
その挑戦記はこちらから読んでみてください。
いつもありがとうございます。
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