庭で見た怪しい虫
庭の水栓で水を汲んでいたら、見慣れない虫がこちらに向かって歩いてきました。
背中に光沢のある小さな蒼い羽根を背負い、奇麗だけど変な虫だったらどうしようとドキドキしていたら、背中の羽がどんどん大きく変化!これはもしや!とカメラを取りに行っているほんの1分もしない間に、背中の羽が広がっていまいした。
少し映っているホースの太さを見てもらえば、どれほど小さいかわかっていただけるでしょうか。
アゲハの羽化は小さいころ見ましたが、シジミチョウの羽化は見たことないかも。 羽化直後は、奇麗な蒼だったのに、今見えるのは黒い点々の模様。あの蒼い色はどこへ?
シジミチョウを調べてみました。
実は良く見かける小さな蝶
シジミチョウといえども、種類がたくさんあるようです。
庭で羽化したシジミチョウは、「ヤマトシジミ」というようです。
ヤマトシジミ
- ヤマトシジミ【シジミチョウ科】
- 庭や公園で良く見られる
- 大きさは12~15mm
- 成虫:オスは羽の表が青や水色 メスはやや黒い
羽の裏はグレー地に黒い点々
この羽の表の青いところが見えていたのでしょう。奇麗な蒼でした。
卵はカタバミに産み付けられ、孵化し幼虫になるとカタバミの葉を食べて大きくなるそうです。庭に生えているカタバミで育ったんですね。次の写真の黄色い花、三つ葉みたいな草です。
花などに止まるとき、羽を閉じて止まるのが蝶。ということは、この素敵な蒼はなかなか見れないという事ですね!だからシジミチョウの印象はグレーなんだ。今度見かけたら、羽の表を見てみよう!
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