手作りの子供用セーターです。大人のセーターより小さいので小物しか作れません。
そこでクッションカバーにするにすることに。身近に置いておけるし、何せ温かい。
でも、身ごろだけでは小さくて、生地を足さないと普通サイズのクッション(45cm×45cm)が出来ません。
「生地を足さないとできない」と思ったときから、少し(いえ、たくさん(-_-;))面倒に感じ、放ってありました。
いつか作りたい気持ちはあったので、グレーの猫に合わせて、四辺につぎ足すファーも見つけてありました。
準備はできていましたが、どうもいまいち気が進みません。
ファーを切るのも大変そうだし、セーターはどうする?ほどけないかな?などの心配事が、行動を抑制します。
先ずは行動!クッションカバーにする!
作るか?作らないなら捨てる。
捨てたくないので頑張って作ります(´;ω;`)
セーターにクッションを入れてみる
先ずはクッションの中身をセーターに入れた見ました。大きさの確認です。
あれ?なんだかつぎ足さなくてもぎりぎり足りそう?
襟ぐりぎりぎりを縫って、裾はそのまま使えそう!前後切り抜かなくても、上と下を縫いとめちゃえば?
問題は身ごろ上部。少し袖部分もそのまま切ってしまえば行けるかも?
ファーを合わせてみましたが、どのみち四角にネコを切り取るのは出来なさそう。四角に切り出すときも、袖部分が必要になりそうなので、このまま縫ってみる???
もうそれしかない!
セーターを裏返しして、印付け
セーターを裏返して、まず外れないように待ち針で押さえます。
両脇まっすぐに肩まで線を引き、襟ぐりぎりぎりにも裾と平行に線を引く。
ミシンで縫う
引いた線を目安にミシンをかけます。
角を作った方が、きれいな作品になります。
余分な部分を切り落とす
ミシンで縫ったら、もう.クッションの形が出来ていますので、余分の部分を切り落とします。
この切り落とす部分が、心配の種の一つでした。
切ったら解けるんじゃないの?ボロボロ毛糸が出てきたらどうするの?
と心配で、接着芯張った方がいいのかな?とか、端の始末がいるのかな?とか答えがわからず、それが行動できない理由の一つでした。
接着芯を貼る。
心配するくらいなら、貼ってもよいなと思いましたが、貼ると少し生地がしっかりするのが嫌で、セーターのやわらかい感じのままが出したかったので貼らないことにしました。
しっかりさせたかっり、張りのあるクッションにしたいときは、接着芯を使ってよいと思います。
端ミシンをかける
接着芯を貼らないので、端ミシンをかけることにしました
端ミシン・・・掛けましたが、必要性を感じませんでした。
2枚一緒にかけることとなり、ゴロゴロしてしまうのと、ニットなので伸びてしまい(ロックミシン持ってないので)きれいにできませんでした。
反対端はそのままにしましたが、解けてくる様子はありませんでした。古着なので、フェルト状態と思えば大丈夫なのかもしれません。
表に返す
余分の部分を切り落としたので、表に返してクッション中身を入れて確認してみます。
脇はそのまま使えたので綺麗ですが、袖部分の編み目が見ごろと方向が違うため、伸び方が違い、ツノのようになったしまったので縫いなおしました。
少し内側を縫って調整。
なんとか整ったようです。
あとは裾を閉じるだけ。
なのですが、長年しまっていた黄ばみじみが気になります。
作る前に洗えばいいのに・・・。縫い綴じてしまえば、洗うために解くこととなるので、今しかありません。とじる前に洗うこととしました。
染み抜きと、手洗いをして、平干しです。
・・・きれいになりました(*´ω`)
裾を閉じる
ともの毛糸があれば、それを使った方が目立ちませんが、もうずっと昔のセーターなので毛糸はありません。
刺繍糸を使うことにしました。
色合わせをして、真ん中の糸を使うことにしました。
裾はゴム編みになっているので、模様を合わせて閉じようと思います。
とじ方は「コの字まつり縫い」でとじるときれいに閉じます。
きれいなコの字になっていませんが、閉じれれば大丈夫!ということで、最後まで。
最後は玉止めをした後、すぐに糸は切らずに何度か縫い戻ってから切りました。
リメイククッションの完成
ずっと眠っていたセーターが、よみがえりました!
大好きなセーターを、しまいっぱなしで捨てるしかなかったセーターを、かわいく使える形になったのがうれしいです。
長年の気がかりがなくなってよかった!思い切って行動した結果ですね!
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